難しそう?いえいえ、めっちゃ読みやすい!「具体と抽象」を読んで

BOOK

こんにちは U-style です

 

本日は具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみを紹介します

 

タイトルを見ただけだと、めっちゃ取っ付きにくそうなんですが、

(我らが「鉄骨!」とはまた違った意味で笑)

すごく興味深い内容です

読み終わると、全てのモノやコトが具体と抽象に見えてしまいます!ヤバイ!笑

 

抽象化を制するものは思考を制す」といっても過言ではないぐらいにこの抽象化という概念には威力があり、具体と抽象の行き来を意識することで、間違いなく世界が変わって見えます。

何言ってんだっ!!

って感じですが、騙されたと思って読んでみると本当にそうですね

 

実は中身はにゃんにゃん(うちの息子風の言い方です。失礼)の4コマ漫画で、

各章の冒頭に事例を紹介しているので、すっごく読みやすいんです

 

抽象化とは一言で表現すれば、「枝葉を切り捨てて幹を見ること」といえます。文字通り、「特徴を抽出する」ということです。要は、さまざまな特徴や属性を持つ現実と事象のなかから、他のものと共通の特徴を抜き出して、ひとまとめにして扱うということです。

文字通りですね

そしてそのことがすごい効力を持っているなんて…

 

抽象化とは、このような「デフォルメ」です。特徴あるものを大げさに表現する代わりに、その他の特徴は一切無視してしまう大胆さが必要といえます。

そして、このような抽象化を行える能力はまさしく人間のみに与えられたものであると

あとは、この辺りの抽象化の能力が意識する・しないにかかわらず個人の能力の差であるということでしょうね

 

たとえ話のうまい人とは「具体→抽象→具体という往復運動による翻訳」に長けている人のことをいいます

なるほど、そういうことですね

たとえば、何を隠そうこのような本を読み漁っているのは、ひとつは「研修スキルをアップしたい」からなのですが、

どうゆうことかというと、話し方や、内容はもちろんですが、

このような本質的なところの学びが必要だと感じたためです

その点で、この本を読んでさまざまな気づきが得られてよかったですね

 

…ダメだ。まだまだ練習が必要そうです笑

 

一般に斬新な製品や、革新的な仕組みを作り上げるためには「多数の意見を聞く」ことは適しません。多数の意見はそれぞれの具体レベルに引きずられて、どうしても「いまの延長」の議論しかできなくするからです。逆に、「いまあるものを改善していく」場面では、なるべく多数の人から多数の意見を吸い上げることが必要になります。

こんなところにまで具体と抽象が入り込んでいるんですね

というか、この概念を使えば、本当に世の中のすべてのことが説明できるということですね

 

身の回りの「一見遠い世界のもの」をいかに抽象レベルで結び付けられるかが、創造的な発想力の根本といえます。

先日、ある方とお話ししていて「美容師と鉄骨は似ている」という興味深い議論をしました

内容はお考えいただくとして、このように結び付けて考えると本当におもしろいですね

もっと遠いもので考えた方がよいのでしょうが、

意識しないと通り過ぎてしまうような瞬間でした

 

抽象化して話せる人は、「要するに何なのか?」をまとめて話すことができます。膨大な情報を目にしても、つねにそれらの個別事象の間から「構造」を抽出し、なんらかの「メッセージ」を読み取ろうとすることを考えるからです。

ここ!すごく大事なことだと思います

目の前を通り過ぎている莫大な情報に対して、

また、置かれた立場・環境が同じ人間なのに、成功するかしないかの違いは、

ここができるか、意識できるか・否かの違いかもしれません!!

意識、意識…

 

ルールや理論、法則は、大抵の場合は具体的に起こっている事象の「後追い」の知識だったはずです。ところが、一度固定化された抽象度の高い知識(ルールや法則等)は固定観念となって人間の前に立ちはだかり、むしろそれに合わない現実のほうが間違いで、後付けだったはずの理論やルールに現実を合わせようとするのは完全な本末転倒といえます

これも興味深いですね

やはりここでも大切なことは、本質を見落としてはいけないということですね

 

具体と抽象は、常にセットで全体を見て、それらを連携させた上で計画と実行のバランスをとっていくことが重要なのです。

ということですね

本当に勉強になります

 

言葉では、「業界用語」や「カタカナ用語」も同様です。「使っていない」人から見ると、これほど使われて不愉快なものはないのですが、使っている人の側からすれば、これを使わずに過ごすのは難しいでしょう。これも抽象化の「一方通行」の例です。

なるほどですね

確かに言われてみればそうですよね

全体を通してですが、難しいはずの抽象の概念が本当に分かりやすくまとめられています

 

高い抽象レベルの視点を持っている人ほど、一見異なる事象が「同じ」に見え、抽象度の低い視点の人ほどすべてが「違って」見えます。

これは具体を見てしまうからですよね

達観した方とかとお話ししていてもこれは感じますね

突き詰めると、同じことだと

 

おわりに でも痛烈なことが書かれています

ものごとの本質的な捉え方をしたいと思われている方にオススメの1冊です

是非手にとって見てください

 

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1位「メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

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U-style
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〜子供とのお風呂の話〜

下の子はまだ私の膝の上で仰向けで為されるがままに洗われておりますが、上の子は気付いたらパパの背中を洗ってくれるまでに…

いつまで一緒にお風呂に入ってくれるのやら…

おっと、目にシャンプーが入って涙が…

 

ありがとうございます