C04 20/5/11 「S造建築入門講座」(外壁編)

  • 参加者(敬称略):佃、圓谷、アン、下出、李、湯沢

 

 

 

  • 必ず一つは学びを!

 

  • ミニテスト
    • 年間の鉄骨需要量
    • 製作フロー
    • 建物ができるまでフロー

 

  •  前回の復習
    • ダイアフラムについて

 

    • トラスについて
      • ラーメン構造、ブレース構造の様に構造種が違うと、鉄骨の製作順序などは変わってきたりしますか?
        • 模型
        • ダイアフラム

 

    • 屋根の使い分けについて

 

  • 本日の目標
    • 鉄骨造の建物の外壁のつくり方が分かる

 

  • 世界で一番楽しい建物ができるまで図鑑

 

  • 世界で一番くわしい鉄骨造

 

  • サクッとわかる鉄骨造のつくり方

 

  • S造設計[構法・ディテール]選定マニュアル

 

  • 外壁
    • RC→躯体工事=外壁工事 鉄骨造(木造)→外壁は躯体と異なる別の部材を組み合わせてつくられる
    • 鉄骨造→定番の外壁構法はない
    • 木造→柱・梁に構造用合板などを留め付けて面合成を発揮 鉄骨→躯体と外壁の縁を切り、互いにルーズにして動きのずれを吸収する

 

    •  ALC
      • Autoclaved Light Concrete 軽量気泡コンクリート
      • 軽量で耐火性、断熱性もありコスト的にもリーズナブル
      • 流通量も多いため使用しやすい
      • 吸水性を持つため最後に塗装仕上げが必要
      • 目地部分はシーリングを打って止水
      • 縦張り構法 ロッキング構法 耐風梁
      • 横張り構法 スライド構法 間柱
      • パネル割り(基準となるパネル幅と縦張り、横張りの決定)の検討
      • コーナー(出隅)の納め方
      • 揺れ(層間変位)と止水の対策
      • 鉄骨柱仕口のダイアフラムとのクリアランスはALC板の内面を鉄骨外面より30mm以上とする
      • 外壁に鉄骨部材が貫通する場合→カバープレート
      • 製品幅→原則600mmに統一 長さ→600mm〜6000mmの間で10mmピッチの指定が可能
      • 「薄型パネル」:厚さ50mm以下 「厚型パネル」:厚さ75mm以上

 

    •  ECP
      • Extruded Cement Panel 押出し成形セメント板
      • ALCパネルに断熱性では劣る 表面強度があり衝撃強度も高い
      • 耐火性・遮音性・耐候性に優れ、無塗装での使用が可能
      • 外壁等圧目地構法 無足場で施工可能
      • クリアランス寸法は一般的には35mm程度

    • 金属系サイディング
      • アルミスパンドレル、ガルバリウム鋼板 キーストンプレート
      • C形鋼を胴縁にしてビス留め
      • 木造のサイディング→内壁の石膏ボード1枚
      • 鉄骨下地(不燃下地)→内壁の石膏ボード二重張り
      • 軽量で構造面での負荷が軽減されるので、新築だけでなく外装改修にも使用

 

    • カーテンウォール
      • S造の高層・大規模ビル
      • 地震や風圧によるさまざまな揺れと変形に追従するシステムを備えた外壁
      • パネルタイプ < マリオン(方立)タイプ
      • 大開口部による透明感や開放感のあるファサード(壁面)
      • 各層ごとに層間変形に追従するファスナーで鉄骨躯体に固定
      • ファスナーのルーズホールを施工上の逃げと取り違えるおそれがある 層間変位に適切に追従できない 慎重な工事管理が求められる
      • 中低層・中小規模のS造→ノックダウン(現場組み立て)方式のマリオンタイプ(アルミ型枠)のガラスカーテンウォール
      • 支えるもの 仕切るもの 仕上げるもの
      • PC プレキャストコンクリート
      • 性能の確保、品質の安定、建物精度の向上効果、工期短縮
      • 荷重受け(台座ピン)ファスナー
      • 振れ止めファスナー
      • 上吊り版々ジョイントファスナー

 

  • まとめ
    • アンケートおさらい
    • 外壁は躯体と異なる別の部材を組合わせる
    • 納まりを理解して早めの検討が必要
    • 意匠図を見る 業者図を見る