正しい検図 自己検図・社内検図・3D検図の考え方と方法

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  • 検図の課題
    1. 検図は1回(詳細設計後)だけではなく、各設計の段階で必要である。
    2. 検図の視点は、図面の書き方だけではなく、機能・品質面において確認する必要がある。
    3. 検図チェックリストは各検図の段階に合わせて作成する必要がある。
    4. 検図者は設計者自身だけではなく、検図マスターのようなベテランに確認してもらう必要がある

 

  • 設計とは何か
    • 設計者は図面を完成させることが目的ではない。あくまでも図面はアウトプットの1つにしかすぎない。
    • 設計者はインプット情報(企画からの情報、顧客ニーズなど)を整理し、具体化していくことが必要である。

 

  • 検図の目的
    • 設計のアウトプットである図面の品質をさまざまな情報から検証し、向上することである。
    • 「要求性能、品質、コスト、納期(QCD)を満たすことができている図面となっているか」を検証する場=検図となる。

 

  • 検図の視点(チェックポイント)
    1. 機能設計視点
      • 要求されている機能・品質が実現できているかを確認する。
        • 機構的に問題がないか
        • 性能が目標に到達している結果が反映されているか
        • ほかの部品と干渉しないか
        • 強度は問題ないか など
    2. 生産設計視点
      • モノ造りの視点で考えた場合の図面になっているか確認する。生産性、組立容易性、コストなどが主な視点である。
        • 公差は考えられているか
        • 生産技術の要求(生産工程など)を反映しされた図面になっているか
        • 材料選定は購買の要求が反映されているか
        • アフターメンテナンスが可能か
        • コストが目標原価に到達している結果が図面に反映されているか など
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