「すいません、ほぼ日の経営」を読んで

BOOK

こんばんは U-style です

前回のAI関連の本の流れから

 

今度残るであろう一例として紹介されていた糸井重里さんの経営についての一冊

 

 

電車の広告で気にはなっていたのですが、良い機会だったので読ませていただきました

以下本文の引用と感想です

お客さんのよろこぶ姿が浮かびあがるようなアイデアはどこかにあるはずだし、それを探したり見つけたりする活動は、ぼくらが最も大切にしている

アイデアはどこにでもあるということ。それを見つけられるか、見つけたものを磨き上げられるかが勝負

「いい事業はアイデアありきで始まる」

アイデアありき

クリエイティブは、ひとりの人間が本気で「好き」「嫌い」の正体を探っていくところから生まれるということを大事にしている

大事なことですね。一人の人間に本気で向き合うことが全てにおいて原点なのかもしれません

「生産性が上がる」ということは、質のいいアイデアがたくさん生まれるということ

この表現もとても良いと思います。生産性の定義として勉強になりますね

企業の風土を決めるのは、「なにがかっこいいか」ということです。「ダラダラして見えるけれどなんとかなっている」ことがかっこいいと思われれば、それがその会社の社風になります。「目に見えて情熱的に働いている」ことがかっこいいと思われれば、それがその企業の風土になる

企業の風土=「なにがかっこいいか」

こうゆうバシッとした表現ができるのはさすがと思います。納得

人はなにに動かされるのでしょう

糸井:人によろこばれているという実感ではないでしょうか

今読んでいる本の中で紹介されてましたが、これは30代以下の人の重視しているものの感覚に近いなと思いました。

「つよさ」とは、どういうことでしょうか

糸井:「現実にする力」です。「ぼくらができることはこんなものです」ということを実際にやってしまう力、とも言えます

こうゆう表現もおもしろいですね。糸井さんには何か”言葉”がイメージとして見えているのでしょうかね。シンプルでいてすごく考え抜かれているものと感じますね。

一番の軸はリーダーシップを持っているかどうかということで、たとえば「ほかの人を引っ張って一緒に目標を達成する」とか「ある場所に到達できる」といったことで、みんながそうなりたいと思うことを大事にしています。

 

これからの時代のおもしろさというのは、誰かひとりがおもしろいと思ったものと、何億人がおもしろいと思ったものが重なるところにある。

この考え方も最近の流れから間違いないものでありますね。

なにごとも大事なのは、根っこです。ほぼ日の事業のベースにあるのは、いつの時代も「人によろこんでもらえるか」ということです。

 

どうしたら「顧客の創造」ができるのかを考えて、「人々がよろこんでくれるものを新しく生み出す」というふうに言い換えられると思いました。

 

糸井さんの柔らかい物言いと、川島さんの読者側に沿った噛み砕きが

大変読みやすい一冊でした

 

ありがとうございます