こんにちは U-style です
真山仁さんの私の大好きなハゲタカシリーズのご紹介です
『ハゲタカ外伝 スパイラル』は前回の4と次の5の間のサイドストーリーで、
誠実で実直な人柄(ゆえに損な役回りになる)の芝野さんがメインに描かれたものです
エジソンは、自分ほどの天才でも努力が必要だと言ったんとちゃうぞ。一%の閃きがないのやったら、九九%の努力なんぞ無駄やっちゅう意味や
一生懸命頑張ったらそれでいいっちゅうキレイ事を、日本はそろそろ捨てるべきなんや
確か以前も紹介されていた解釈ですが、本質論をついていると思います。
あまり意識せずに生きてきましたが、最近は「結果が全て」という言葉の重みを噛み締めています。
やはりそこには働く責任、会社をまとめる責任、個人として生きていくための責任として、
結果を出さなければいけないと強く思うようになりました。
日本の工業は、中小零細工場が支えている。彼らのたゆまぬ努力と我慢強さが、ものづくり大国なるものを下支えしている。それを忘れてはならない。
私自身そのような環境に身を置かせていただいたものとして、これにはとても納得できます。
全くもってその通りであると思います。
余計なお世話かもしれませんが、そのような工場がより光輝くような仕組みを作っていきたいです。
毎度のことですが、圧倒的な参考文献や取材によって作られていることが実感できます
それは細部の描写や物事の本質を捉えているところからそう感じます
今回は金融、ものづくりについて勉強になった一冊です
是非お手にとってみてください
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小説なのでもちろんフィクションではありますが、
いつもは名だたる大企業で企業の買収合戦がメインに描かれています。
しかし本作はそんな大企業でずっと活躍してきた人が大阪の一町工場に移り、
活躍する様が描かれていて、今までとは違ったリアリティといいますか、
より自分ごととして読める内容だったと思います。
5位『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book)』
U-style
つくづく自分がダメな人間だと痛感させられます…
小説にはいろんな人物が出てきますが、
その中でいろんな価値観があっていいんだ!
と思わせてくれることが一つの魅力なのかもしれませんね
ありがとうございます