いつか読んでみたかった「学問のすすめ」を読んで

BOOK

こんにちは U-style です

 

新年、明けましておめでとうございます

 

新年最初のご紹介は、今年の意気込みも込めて「学問のすすめ (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ1)」です

 

「勉強して、バリバリ仕事して国家に尽くせ、といった退屈なことが書いてあるに違いない」

これは訳者の言葉ですが、私自身もタイトルからあるようにそのように勝手にイメージしていました

ところが中身はすごく豊富で、あらゆることに斬り込んでいます

やはり「知らない」ということは恐ろしいですね…

 

さっそくポイントをご紹介させていただきます

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

 

人は生まれながらの貴賤や貧富の差はありません。ただ、学問をして物事をよく知る人は地位の高い金持ちになり、無学な人は、貧しい人になり、地位の低い人になるのです。

よく知られた一文ですが、実はその後に続く文が重要です

初めの言葉が一人歩きしている感がありますが…

 

まずは平等に生まれてきたのだから、そこから先、努力するかしないかは自分次第であると

すごく勇気をもらえる言葉だと思いませんか?

 

「社会を回すのは政府だけの役割ではない。学者は学者で、町人は町人で、民間で事業をしてほしい。政府も『日本の政府』であって、人民も『日本の人民』なのです。政府を恐れないで近づいてください。疑うのではなく親しんでほしいのです」

慶應義塾を興した福沢諭吉ですが、目指すべき「私立」の道として上記の言葉を残しています

ここに限らずですが、約150年前(!!)に書かれたとは思えないような、

現代でもまったく当てはまることだらけで驚かされます

 

テロでは社会を幸福にできない

私が尊敬する坂本竜馬さんもですが、当時はまだ暗殺が行われていた時代でした(今も?)

そこらへんに対する考察ですが、併せて法令遵守の大切さも説いています

 

人間ならば、ただ個人や一家で食べていけるだけで満足していてはならない。

人として生まれたからには、もっと高いレベルのことが求められる。だから、人間交際をして仲間を作り、仲間と一緒に、世の中をよくするために、がんばっていかなければならない

福沢翁は学問の目的をこう説明します

すごく良いことをまとめられておりますよね

プレーンながらも心に響くメッセージです

 

人の「心事」は高尚でなければならない。心が高尚でなければ、「働き」も高尚たりえない。

その人がどのような「働き」を選ぶのか、また、努力してより働きの重・大の道に進むことは美しいと述べ、

その区別させるものは、やはり「心」「志」であると説いてます

 

活発な世界に入り、多くの物事に接し、広く世間の人に交わり、人を知り、自分も知られるのです。

人との交流を広げるために、として述べられている箇所です

「おくゆかしさ」ではだめで、「人を知り、自分も知られる」というところがいいですよね

 

大好きな坂本竜馬さんも読んでいたであろう1冊

是非新年のはじめにお手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

下記画像クリックでAmazonにとびます

 

本年もいろいろな企みが思いついて新年早々ワクワクしています

業界の発展のため、人さまのお役に立てるよう、がんばっていきます

今年は仲間も増やしていきたいなー

最近読んで良かった本

1位「メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

2位「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

 

3位「日本再興戦略 (NewsPicks Book)

 

4位「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

5位「ディズニー、NASAが認めた 遊ぶ鉄工所

 

U-style
U-style

毎年箱根駅伝を近くの歩道で応援しにいきます

今年は旗と、TOYOTAさんで配っていた記念品をゲットしました!

 

ありがとうございます