こんにちは U-style です
ありがたいことにお仕事のご依頼が増えてきて、
それに伴い時間の使い方も工夫するようになりました
いい方向にサイクルが回っている感じがします
本のインプットは増えているのですが、
ブログへのアウトプットが滞っていました
いかん、いかん…
最近は名著をしっかりと読むことを大切にしています
そんな中で内村鑑三の『代表的日本人 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ4)』を拝読しましたのでご紹介させていただきます
西郷隆盛
「文明とは、正義がきちんとなされていることにほかならない。家が大きくて立派だとか、着ているものが優雅だとか、外見を飾り立てることではない」
確かに今の便利な世の中が文明を教授してることに疑いの余地はないと思っていましたが、
どこか歪みのようなものをみんながうっすらと感じているのであれば、
それは「文明とは」をしっかり考えることが重要なのかもしれません。
そのためにも自分の中でまずは「なにが正義なのか」しっかり考えようと思いました。
人は克己心によって成功し、利己心によってしくじる
はじめから失敗しようと思っている人なんているはずなくて、
純粋だったはずの気持ちが、気づかないうちに段々と利己的な思いに変わってしまうのかもしれません。
西郷さんというとどうしても京セラの稲盛さんに結びつくのですが、
その際に重要なことはやはり利他の精神ということなんだと思いました。
常に自分自身を反省し、素直に謙虚に、誠実に生きていきたいです。
上杉鷹山
「欲情がそんなことで鎮まるのなら、遊郭がいくらあっても足りはしない」
はい、論破。ですね笑
ものすごく説得力があります。
物事の本質を捉えているからこその発言だと思いました。
二宮尊徳
またあるとき、村人のあいだに不満が広がり、どんな「仁術」でも抑えられなくなったことがあります。尊徳は、こうなったのはすべて自分に責任がある、と考えます。「誠意が足りないために、天から罰せられている」と思ったのです。
そんなある日、尊徳が突然姿を見せなくなり、村人みんながその行方を案じるようになりました。その数日後、遠くの寺まで祈願に行っているとわかります。それは寺で祈りながらじっくり考えるためでしたが、何よりもまず、二十一日間の断食を行うことで、村人を導く際の誠意がもっと身につけられたら、という思いからでした。
まずは何においても自分に責任があると思うこと。
ここまでくると恐ろしいくらいの気迫を感じますが…
その後は村人たちに懇願されて「三週間の断食が明けた次の日にはもう、村まで四十キロの道のりを歩いた。村人たちが深く反省していると知り、道々うれしく思いながら帰っていった」といいます。
中江藤樹
大きな善行は名声をもたらしますが、小さな善行は徳をもたらすのです。
いきなり大きなところから始めるのではなく、またそのような機会も多くはないので、
目の前に転がっている小さなことを一つひとつ積み上げることが大切ということですね。
初めから大成している人などいるはずがなく、全ての人が少しづつ積み上げて成功してきたのだと思います。
小さな善行、すごく大切なことだと思います。
日々大事にしたいです。
崇高な目的をもって生きていれば、目立たない人生であっても影響を与えられる
すぐに芽が出なかったり、努力をなかなか認めてもらえなかったり…
我々の業界なんて特に、目立たないで黙々とやっていくしかない中で、
しかし考え方であったり、来たるべきときに備えて努力をすることであったりと、
今できることは、あります。
考え方・気持ちはしっかり持っていこうと思った内容でした。
日蓮上人
「依法不依人(真理の教えを信じ、人に頼るな)」
読んでいてなぜかここが刺さりました。
こんな素晴らしい先人がいたのかと。
他の3人についてももっと深めていく必要があるなと感じました。
この5人に絞って世界に向けて「素晴らしい日本人はこうだ」と発信された内村鑑三氏にも大変尊敬します。
歴史や人物を学ぶことの重要性を改めて感じさせてくれる一冊です。
最近読んで良かった本
3位『逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です(祥伝社新書)』
5位『代表的日本人 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ4)』
下の子のつかまり立ち、つかまり歩きが
だいぶしっかりとしてきました!
一人で立つのも時間の問題です!
どんどん家の中がにぎやかになっていきますね!笑
ありがとうございます