こんにちは U-style です
私は基本的には誰かにご紹介いただいた本や、尊敬する人が読んでいる本、
あるいは読書をしながら、その本の中で紹介されている本や人物の名前が挙がれば、
すぐにその本をゲットし読みます
(なのでご紹介させていただいている本に大幅な偏りがあります…)
本日は、そんな中で出会った、尾原和啓さんの『ITビジネスの原理』を紹介します
マッキンゼー、リクルート、Google、楽天…と名だたる有名企業を転職を繰り返した著者だからこそ
見えてきたものを伝えております
もちろんそれらの転職には理由があります
これらの企業に共通するものを考えてみてください
私はネットワークやITは「自己実現を加速するもの」であり、「人を幸せにするもの」だと思っております
はじめにこのように言い切っています。
ネットワーク社会を20年間当事者として生きてきた著者ゆえの感想に興味を持ちました。
「自己実現を加速するもの」はFacebookやTwitterなどのSNSかなと思ったのですが、
「人を幸せにするもの」という方はなんだろうなと思いました。
「(その商品を)安いと感じているところから仕入れて、高く感じているところへ売る」
「場所による価値の違い」を正しく認識しなければならない
・売ろうとする商品
・その商品の価値が最も低い場所(仕入れ地)
・商品の価値が最も高い場所(消費地)
の三つを結びつけるマッチングが、ビジネスのキーになるのです。
おそらくモノに限らず、サービスにおいても当てはまります。
ここをしっかりと改めて認識してみるとものの見方が変わってきますね。
「点在する情報を一か所に集める」という作業は、インターネットがひじょうに得意とするところでもあります。
インターネット以前のビジネスは「モノを安く仕入れて高く売る」ものでしたが、インターネットのビジネスというのは「ユーザを安く仕入れて高く売る」ものと言えるのです。
Googleはユーザを安く仕入れて高く売っている。端末メーカーはそのGoogleの窓口になることで収入を得る。これがインターネットビジネスなのです。
世界中に散在しているユーザを一か所に集めて、そのユーザを金を出しても欲しいと思っている企業や人を結びつける、マッチングするのが、インターネットのビジネスなのです。
なんとなくで捉えていましたが、実例を踏まえて非常に分かりやすく説明されています。
インターネットによって世界中の人とリアルタイムにつながれるようになった今、
つながりたい人どうしがつながれるようにしているということなんでしょうね。
ユーザがお金を払うかどうかは、情報の対価だけでなくて、その情報を調べる時間や支払いにかかる時間、手間、そういったトータルのコストに見合うかどうかで決まります。情報そのもののコスト、その情報を探すための探索コスト、情報を手に入れるために必要なコスト、この三つを合わせたものが、価格に見合うかどうかです。
逆にいうと、そこを意識すれば付加価値もつけやすくなります。
ここを意識したサービスの設計を行いたいです。
モノを買うというのは、ただ品物を買っているだけではなくて、その商品にまつわる物語を買っていたり、売っている人との関係性を買っていたりすると思うのです。
ダイソーという会社は100円の商品を売っているのではなくて、このお客さんがお店に滞在している30分という時間を売っているのだ
映画を映画館に見にいくと、およそ2時間で2000円くらいかかります。ダイソーなら500円で30分楽しめる。とてもいいのではないか
この発想は大変おもしろいなと思いました。
こうゆう視点がものすごく大切ですね。
売っているモノにフォーカスを当てるのではなく、売っているコトをみているといいますか
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ITやインターネットは仕事を細切れにすることで価値を生み出すだけではなく、その細切れを集めることによって新しい価値を生み出し、普段使われていない部分を有効活用することができる。
最近読んで良かった本
1位『メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)』
2位『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)』
4位『採用基準』
5位『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)』
上の子がおもちゃを壊して
本来の遊び方とは違った遊び方をしていました
素晴らしいなと思います
子供の発想力にびっくりです
のびのびと育って欲しいです
ありがとうございます