こんにちは U-style です
西野さん、箕輪さんの本を読んで話題の本を読みたくなった流れで読みました
以下、本書の参考になった箇所とメモです。
「お金」「感情」「テクノロジー」
未来の方向性を決める3つのベクトル
①インセンティブ、②リアルタイム、③不確実性、④ヒエラルキー、⑤コミュニケーション
「経済システム」の5つの要素
「世界を変える」とは、前時代に塗り固められた社会の共同幻想を壊して、そこに新しい幻想を上書きする行為に他なりません。
ー新しい幻想を上書きする行為ーという表現がおもしろいですね
今後の会社はいかに人々が気持ちよく進んでやる気を持って働ける「環境」を用意できるか、言い換えれば「仕組み」を設計できるかが重要になってきます。
精神的な報酬が与えられているかという設計も非常に重要です
働き方の「仕組み」に対する設計の重要性
当たり前のようですが、そこに設計するという意識をもってあたることが大切なのだと思います
その会社が何を信じたいか、何を正しいと思っているかの宣言がビジョンや理念です
会社の価値観や信念をことばに表したものということですね
ロイヤリティを持って使ってくれた人が、そうでないライトユーザーを同じ扱いをされたら、彼らのサービスに対する熱も冷めてしまうことでしょう。
「利害の重ね合わせ」
サービスのに関する考え
製品やアイディアで勝負する時代から、ユーザーや顧客も巻き込んだ経済システム全体で競争する時代に変わってきています。
確かにその通りですね。如何にそこを意識したサービスを提供できるかが大切
経済という大きなシステムを知るには、自分たちの脳みその仕組みを知るのが近道でした。
筆者ならではの経歴に即した解釈。おもしろいですね。
これからの10年という単位で考えれば、それは「分散化」です
世の中に膨大なデータが溢れたことで進んでいく「自動化」と、ネットワーク型社会に移行することで起きる「分散化」という2つの大きな流れは、今後の10年を考える上で非常に重要になります。
そしてこの2つが混ざった「自律分散」というコンセプト。。。
詳しくは本書をご参照ください
経済的には人間の欲望を満たす実社会での実用性を指す場合や、倫理的・精神的な観点から真・善・美・愛など人間社会の存続にプラスになるような概念を指す場合もあります
価値とは
あらゆる「価値」を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に変換することができますし、お金以外にものと交換することもできるようになります。お金は価値を資本主義経済の中で使える形に変換したものに過ぎず、価値を媒介する一つの選択肢に過ぎません。
キンコン西野さんも書いていたように、これからの時代はより、価値の変換が自由になってきます。ですので、「価値」の最大化が重要になってきます。
最近、いくつかの会社で導入されている仕組みに、社内通貨があります。通貨の設計は企業によって違いますが、社員が毎月一定の社内通貨を保有していて、それを同僚に感謝の印として付与できるという仕組みにしているところが多いです。
給料についても(法律的に厳しいとは思いますが)うまく社内通貨で設計できないものか。会社の業種や社内での職種が違えど、同じ給与体系の中で考えようとすること自体に無理があるのではないか。
実は私たちが持っている常識は世代によって全然違います。そして今の日本の常識と呼ばれているものは、日本の人口分布のボリュームゾーンでもある45歳前後の人が持っている概念を指しています。
薄々感じてはいましたが、このように説明されるとなるほど!という感じですね。
僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”人生の中で目的(意義)を持てる世界を創り出すこと」なのです。
フェイスブックCEOであるザッカーバーグのハーバード大学でのスピーチより。
胸に刺さる言葉ですね
グーグルやフェイスブックなど、最近急激に大きくなった企業に共通しているのが、誰もが理解できる明確なミッションを掲げている点です。グーグルは「世界中の情報を整理して誰もが利用できるようにする」こと、フェイスブックは「世界中の人々を繋げて、繋がりを密にする」こと。これらのミッションは社会の課題を解決するものであり、このミッションに取り組むことは、そこで働く社員にとっては働くための大きな意義になります。
明確ですね。分かりやすいです。「世界中の」という文言も共通しています。
日本の学校教育とは反対の、「モンテッソーリ教育」という、子供の興味をとことん伸ばしていくという教育法が注目されています。グーグル、アマゾン、フェイスブックの創業者はいずれもこの教育を受けていたと言われています。
モンテッソーリ教育。ちょっと勉強させていただきます。。。
空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。
大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない。
アインシュタインの言葉です。常識を覆した人だからこその言葉の重みがあります。
タイトルからは一経済の本かと思いますが、会社や個人の在り方等大変参考になる内容でした。
ぜひ皆様も読んでみてください。
ありがとうございます