こんにちは U-style です
モチベーションに焦点を当てて「モチベーションクラウド」などを開発している
「リンクアンドモチベーショングループ」でご活躍された麻野耕司さんの著書、
『THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)』をご紹介します。
「共通目的がない集団」は「チーム」ではなく「グループ」
「どうすれば目標を達成できるか?」を考える前に、「どのような目標を設定するのか?」を定めることに、より力を注ぐべきなのです。
チームに行動目標しか設定されていなければ、時にメンバーは「作業」の奴隷になります。チームに成果目標しか設定されていなければ、時にメンバーは「数字」の奴隷になります。しかし、多くのチームが意義目標の重要性を十分に認識していません。
意義目標を設定することによって、メンバーは自らの生むべき成果や取るべき行動について、意思を持つことができます。「何をやるべきか?」だけでなく「何故やるべきか?」が分かれば、新たな「何をやるべきか?」が見つかるからです。
今の時代は、チームが何のために存在し、どんな影響を与えていくべきなのかという意義目標をすべてのメンバーが意識し、自発的に行動し、成果をあげるチームづくりが求められています。
チームにおいても同様で、「何故やるべきか?」という意義目標が大切ということですね。
こちらと関連してですが、サイモン・シネックの『優れたリーダーはどうやって行動を促すのか』のYouTubeもお勧めします。
ある程度まではルールを設定し、ある程度はコミュニケーションで担保する、というのがチームにおけるメンバー同士の効果的・効率的な連携におけるポイントです。
「理解してから理解される」『7つの習慣-成功には原則があった!』
あとは『7つの習慣-成功には原則があった!』からの言葉も非常に重要と考えます。
業界における「今の若い人は〜」とか「古い世代は〜」の話も、突き詰めるとここらへんの理解が重要かなぁと考えます。
昨今「1 on 1」という施策が注目されています。月次や週次で実施される上司と部下の1対1の面談を指しており、シリコンバレーでは多くの企業で取り入れられています。日本ではヤフーが全社で導入し、話題を集めました。
1 on 1 は人事評価や業務管理のためでなく、部下の成長を支援するための時間として位置づけられています。評価面談などでは上司から部下への一方的なコミュニケーションになりがちですが、1 on 1 では部下の話をしっかりと聞くことで、上司と部下の信頼関係を築くことを重視しています。
お互いに逃げも隠れもできないといいますか…
これは良い制度ですね。
「影響力」には5つの源泉があります。
1つ目は「専門性」。メンバーに「すごい」と思われる技術や知識を持っていること。
2つ目は「返報性」。メンバーに「ありがたい」と思われる支援や関与をしていること。
3つ目は「魅了性」。メンバーに「すてき」と思われる外見性・内面的魅力を有していること。
4つ目は「厳格性」。メンバーに「こわい」と思われる規律や威厳を持っていること。
5つ目は「一貫性」。メンバーに「ぶれない」と思われる方針や態度を持っていること。
一つひとつはシンプルですが、なかなかこれらを組み合わせて備わることは難しそうです。
身につけていきたいですね。
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その際に参考になりそうな1冊でした。
組織について悩んでおられる方は是非手にとっていただきたい内容となっております!