メタとは何か?

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こんにちは U-style です

 

去年読んだ中で間違いなく一番良かった一冊『メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)』で「抽象化」の重要性に気付き、

これはもっと深める必要があるなと思っておりました

 

その中でご紹介されていたところから細谷功さんの『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』を読んでみました

 

大変読みやすく、面白い内容だったのでこれはもっともっと学ぶ必要があると感じ手に取った、

細谷功さんの『メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 (PHPビジネス新書)』をご紹介します

タイトルだけ見ると相変わらずめちゃくちゃ難しそうで、なかなかとっつきにくいものかと思いますが、

こちらも読みやすく大変勉強になったので簡単に気になった点をまとめさせていただきます

 

メタという言葉はあまり馴染みない言葉かもしれません。文字通りの意味は、あるものを一つ上の視点から客観的に見てみるということです。

「一つ上の視点から考えてみることが重要だ」というのが本書のメッセージなのですが、

その理由として

私たちが成長するための「気付き」を得られる

「思い込みや思考の癖から脱する」

上記二つで得られた気づきや発想の広がりを基にした創造的な発想ができる

という3点をあげています

自分が「気づいている領域」だけを捉えていて、その向こうには「気づいていない領域」が広がっているので、一つ上の視点でそこをしっかり認識しましょうという内容です。
先日もある研修会で受講生さんたちが黙々と受けてくださっていてくれたのですが、途中でそこの経営者の方が「研修会の意味をしっかりと考えて欲しい」と熱く伝えられておりました。
その後、そこからはすごく建設的な意見が生まれました。
私自身がそのように導けなかったことに対しては猛烈に反省しておりますが、経営者からのメッセージを伝え、それを受講生さんたちが受け止めてくれたという点では大変有意義な場となりました。

 

メタの視点に上がるとは、自分の特殊性を排除して、自らを客観視するところから始まります。
この点についても自分を客観視した時にかなり反省します。
人に偉そうに言って自分はできているのかと…
そう思うと「謙虚な人」というのは、一つはメタ思考ができているからということがあるのかもしれませんね。

 

無知の知を実践するための一つの方法は、何か理解できないことや自分の価値観と反する事象に遭遇した際には、「相手がおかしい」と思うのではなく「何か自分の理解できない世界がある」と思ってみることです。
これはすごく大切なことだと思いました。
ひとつは書いてある通りに、自分の無知を自覚すること。
そしてふたつめには、相手ではではなく自分を変えようとすること。知らないことを減らす、いろいろなことを知ったり、経験することも重要です。
それを踏まえると、ひとつは「相手のことを思いやる」というところに行き着くのかなと感じました。
相手を視る視点としてのメタ思考ということですね。

 

問題解決におけるメタ思考とは、いきなり問題を解き始めるのではなく、まず「問題そのものについて」考えることを意味するのです。
Why以外の疑問視というのは基本的にすべて「具体化」のための疑問視です。これらは「与えられた問題をどのように解くか」のヒントは教えてくれますが、「そもそも問題は違うところにある」ことを教えてくれる可能性があるのはWhyという言葉だけなのです。

 

過去に向けて「なぜ?」と問うことで結果に対する原因という「因果関係」を探ることができる一方で、未来に対して問いかければ手段に対する目的という「手段−目的関係」を問うことができます。

 

スティーブ・ジョブズは「人は形にして見せてもらうまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」という言葉を残しています。顧客が発する言葉は常に「いまあるものの改善」でしかありません。顧客の心の声を「メタのレベルで」とらえることではじめて革新的な解答を出すことができるのです。
「Why」の重要性が書かれていますが、よく言われる「Whyを5回繰り返せ」というやつも、考えたら抽象度(視点)を上へ上へと押し上げて問題の根本的な原因を突き詰めているんですね。
最近はより内部のディープなアドバイスを求められる状況が増えてきました。
お役に立てる範囲で全力でお客様に向き合っていきたいと思っております。
その際にこのメタ思考の重要性を肌で感じております。勉強勉強…実践実践…
また、今のサービスもまだまだ「メタのレベル」が低いと思っています。
このメタの魔力をしっかり使って、革新的なサービスをつくるぞー!

 

次にアナロジーについて書かれています
一言で表現すれば、アナロジーとは類推、つまり「類似のものから推論する」ことです。要は似ているものから「借りてくる」ということです。

 

アイデアの豊富さというのは、いかに新しいアイデアを異なる世界から借りてくるかに依存しています。

 

・現状にとらわれない新しい発想ができる
・抽象化によって新しい概念を理解することができるようになる
・複雑な事象を他者に簡単に説明するため
メモ魔でいうところの「抽象から転用」に当たるものでしょう。
目の前のファクトをそのまま捉えるのではなく、あるいは問題の答えをそのまんま求めるのではなく、
しっかりと意訳や類推した上で発展させる、解決策を出すということです。
読んでいて思考の幅がぐんぐん広がるのを感じます。

 

絶対に仕事がなくならないために必要なのは「自ら仕事を作り出す」能力です
実はものすごい大切なコトで、これができるようになるには専門的な知識があることも重要かもしれませんが、
それよりはこの「メタ思考」のスキルが必要なのだと思いました。
意識せずとも使えている人はいると思います。
そしてそれは経営者の方に多い気がします。
それはおそらく目線が高いから必然的なものもあるのかと思います。
しかし、そのような方もしっかりと学んでみたり、またはそうでない方は必須の学習だと思います。
アイデアに困っている方も、そうでない方も是非読んでみてください。

 

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「残業代」のレートを日によって(頼む側からの認識する価値をもとに)決定する
これなんて、めちゃくちゃおもしろい発想だと思いました。
練習問題がいっぱいあるので、常に当てはめながら意識して使っていきたいです!

 

最近読んで良かった本

1位『メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

2位『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

 

3位『日本再興戦略 (NewsPicks Book)

 

4位『採用基準

 

5位『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

U-style
U-style

より上からの視点も大事ですが、

ふと、リアルな子供の目線(物理的に10センチと1mくらい?)

から見る世の中も非常におもしろいなと思いました。

また、違ったアプローチができそうですね

 

ありがとうございます