人生の1冊に巡り逢えました「メモの魔力 The Magic of Memos」を読んで

BOOK

こんにちは U-style です

 

本日は大晦日

今年も激動の1年でしたが、無事に乗り越えることができました

これも一重に、家族、仲間、お客様、全ての関わらせていただいた方々のお陰です

この場をお借りして、心より御礼申し上げます

 

さて、そんな年末最終日に満を持してご紹介させていただくのは「メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)」です

 

すごく売れているみたいですが、

私が読んだ中でも、間違いなく2019年のNo.1でした

今後、折に触れて読み返したい1冊です

 

以前ご紹介した「人生の勝算 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)」の前田祐二さんによる渾身の1冊です

こちらを読み終えた後、勢いですぐに購入しましたが、本当に書いてあることがスゴいです!!!

 

もうスゴ過ぎてこの本の全てをチェックしちゃってる勢いですが笑

がんばってポイントのみをご紹介します

 

現代において、僕が「本当に強い」と思う人材は、「想いの強い人」です。志が高い。夢がある。熱意がある。ちょっとウェットではありますが、そういう強力な軸を持ったある種人間的な人こそが、力強く前に進んで、社会に大きな引っかき傷を残すのです。

以前の「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)」でもご紹介させていたであきましたが、

これからのAI時代において本当に強い人物、人に残された仕事はここら辺にヒントがあるような気がします

 

「より本質的なことに少しでも多くの時間を割くため」

本質とは何かというと、コピーではなく創造、代替可能物ではなく、代替不可能物、ということ。つまり、クリエイティブで新たな知的生産につながる思考や、自分にしか思いつかないような代替不可能性の高い思考。これら価値のある本質的思考に1秒でも多くの時間を割くために、メモをしているのです。

前田さんの「なぜここまで狂ったようにメモをとるのか」という問いに対する答え

この答えだけをみても、感動を覚えるほどよく考えられています

本書の中で触れられているメモの取り方で、きっとここまで自分の考えを昇華させているんだろうなと思える素晴らしい回答

 

ビジネスに限らず、僕から生まれ出るほぼすべてのアイデアは、ふだん無意識的に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」することで生まれています。その知的生産の過程を「メモ」と呼んでいるのです。そして、この、人間にしかできない知的生産活動こそが、仕事の真髄であると思います。

ただのハウツー本と思うなかれ

本当に徹底してメモを取り、メモの技術を磨き上げてきた著者だからこその考えですが、

ここまでくるともはや芸術の域です

 

「メモは姿勢である」

もうすでに何回も読み直しているのですが、初回に読んだ際にすぐにパクって実践しました

そしてここに書かれている意味に本当に納得できました

メモを取るだけですが、まずはこちらの気持ちが変わりますね

そうすると相手の気持ちも変わる

こんな単純なことで全然違う世界が広がることに感動しました

 

単にメモを書くに留まらずに気づきを抽象化することは必須ですが、抽象化で止まってしまうと、時に単なる「評論家」になってしまいます。自分が世界を抽出した気づきから、きちんとアクションに「転用」することを通じて、自分の日々が、人生が、変わっていきます。

結論から申し上げると、「ファクト→抽象化→転用」というのが前田式メモという感じなのですが

(本書では理由から、もっと詳しい方法が細かく書かれていますので、絶対に本書読んでください!!!)

本当にこの方法は眼から鱗というか、理にかなっているというか…

 

魔力です!!

 

メモとは、単に情報を記録するものではなく、受け取った情報に何らかの意味合いを付与し、そこから知的生産していくために存在する

「抽象化」こそが僕のメモ術の根幹です。もっと言うと、人間に与えられた最も重要な思考機能であり、最大の武器であると、確信を持って断言できます。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)」を読んで抽象化の素晴らしさに気づき「具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ」を読みましたが、

これは本当に人間に与えられた最大の武器ですね

そしてその武器を手に入れられるか否かは自分にかかっています

誰かが抽象化したルールをただ具体的に使いこなす(単純労働者的思考プロセス)のではなくて、具体の中から自分でルールを見つけ、また別の具体にそのルールを適用し、独自の視点でどんどん新しい発見や発明、知的創造を行っていってほしい(発明者的思考プロセス)のです。

脳の使い方の話だと思います

その上ですごく合理的なメモ術によって、今まで使っていなかった脳をいかにフル活用できるかです

実際にやってみて強くそう感じます

 

経験していないこと、知らないことは、「やりたい」と思うことさえできないのです。であれば、経験の数自体を増やして、「やりたいこと」を見つける確率を上げましょう。

筆者は「タコわさ理論」と呼んでいます(なぜかは本書で)

確かにその通りですね

私もまだまだ若いので、何でもやってみようと思いました

 

突然ですが「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」、考えてみたことがありますか?願いがお星様に届くからでしょうか。おそらく、違います。僕が思うには、「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出るくるくらいの強烈な夢への想いを持っているから」です。

すごく前田さんに人間味や志の高さを感じます

確かにきっとそういうことなんでしょうね

素敵なお話です

 

人生は「時間をどう使ったか」の結果でしかありません。

 

来年は新しい年にする!という方は、まずは騙されたと思って本書を手にとってみてください

絶対読んで良かったと思っていただけると思います

 

そして必ずメモを取りたくなります

 

 

今年はU-styleとして本格始動して、様々な道を模索しましたが、無事飛び立つことができている気がします

これは本当に皆様のお陰でしかないのですが、

私自身、物事に向き合う姿勢を改めさせられました

鉄骨業界に今までより真剣にかつ、今までとは違った視点で向き合うことによって、

多くの気づきや、出会いに恵まれ、日々研鑽させていただけていると実感しております

来年もさらに皆様のご期待に添うべく、一層の精進に励みます

本当に皆様には重ねてお礼申し上げますとともに、

来年もご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します

最近読んで良かった本

1位「メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

2位「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

 

3位「日本再興戦略 (NewsPicks Book)

 

4位「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

5位「ディズニー、NASAが認めた 遊ぶ鉄工所

 

U-style
U-style

〜夢の国の話〜

先日一家で初めて舞浜の夢の国に行ってきました。

まさか子供と行く日が来るなんて…と年をとったことを実感しつつ、嬉しいような、複雑な気分でした。

あまりに小さい子と行ってもまだ乗れるものも少ないし、混んでるので、贅沢なお散歩といった感じですね

ミッキーと写真を撮れたので、それはいい記念になりました!

 

ありがとうございます